和モダン 3 ~漆塗り~
こんにちは! 院長の小澤です ^。^
和モダン1、2で、東西融合文化とインテリアのお話をしました。 今日は、それらのコンセプトより、当院に飾ってある小物の一部とその心を紹介します。
漆塗りは、完成までに100の工程があるそうです。 デザインを考える→用途にふさわしい木を選ぶ→加工する→塗る→乾かす→塗る→乾かす・・・→絵付けする→磨く→そして仕上げる。
ひとつの作品が出来るまでには、とてつもない時間と労力が掛かります。 毎日、治療をしていて、その気持ちは分かります。
(患者さん)何だか壊れていて来院
→(私)治療しながら原因を探る
→(患)原因は分かったが、すっきりしてまた無理をして壊れる
→(私)治療しながら養生法を説く
→(患)すっきりしたので、養生法は忘れて調子に乗ってまた壊れる
→(私)ため息交じりに治療する
・・・ いや、怒っているのではありませんよ。
現在、人間の寿命は約80年。
しかも、工芸品や機械とは違い「なま物」です。 その長い時間を、常に体調よく保つのは、漆工芸品以上に、大変なことなのです。
それでも、昨日より今日、今日より明日を「楽しく元気に過ごして頂きたい」と言う思いで私は存在しています。
ただ、ひとこと申し上げておきたいのは、治すのは私ですが、使うのは貴方です(笑)
漆塗りも、急に熱湯を注いだり、長いこと水に漬けておいたり、落としたりと、乱暴に扱えばすぐに壊れてしまいます。その場合、あきらめて新しいものと交換するのも、ひとつの方法でしょう。
しかし「ヒト」は、簡単には交換できませんので、どうか自分に優しくしてあげてください。私からのささやかなお願いです。
つづく・・・
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