NHK ためしてガッテン 線維筋痛症
こんにちは ^。^
足とからだの東洋医学研究所所長の小澤めぐみです
本日のNHK ためしてガッテンは
線維筋痛症の特集です
【参考書】
痛みが全身に広がる病気をとことん治す 単行本 – 2014/7/11 リーダーズノート編集部 (著)
*大学の後輩、伊藤和憲氏も加筆しています
明治国際医療大学准教授(臨床鍼灸学教室)
【線維筋痛症の特徴】
全身的慢性疼痛疾患のこと。
全身の強い痛みで日常生活が困難になる病気。
原因はストレスが多く、検査でも異常が出ない為 「仮病」「怠け者」「気のせい」などと言われてしまい、周囲の人に理解してもらえない事が悩み。
また、医療機関でも正しい診断に行き着くまでに 1~15年ほど掛かり、診断後も特効薬が無い為 先の見えない喪失感から、さらに患者さんは不安を抱えることとなる。 家族や社会、時に公的機関からも理解されず 生活の質も著しく低下する。
【原因】
心理的ストレスと痛み
(怪我、からだの急激な変化など)
【どんな人がなる?】
厚労省の調べでは、推定200万人以上の患者がいると分かった。その内、患者の約80%が女性で 年齢は30~60代が多い。
他に、整形外科疾患、内科疾患、アレルギー疾患 などを持っている人が多い事も判明している
*当院では、親の介護、子供の受験(終了後)、怪我 更年期、急な体重の変化、会社や家庭でのトラブルなどにより 発症している方が多いです
【併発疾患】
ドライアイ、ドライマウス、便秘と下痢を繰り返す、 腰痛、肩こり、あらゆる関節の痛み、不眠、頭痛、 ホットフラッシュ、慢性疲労症候群など
【早期発見のキモ】
18か所のポイントQとは?
この病気は、痛みにより脳や脊髄が暴走し、全身に波及することから その反応点として全身に点在する18か所のポイントのうち 11か所以上に圧痛が見られる場合に 診断の対象となる
(東京医科大学八王子医療センターより)
*このポイントは、 私達が普段から診断と治療の際に利用している まさに「東洋医術のツボ!」 にあたります^。^
上から順番に紹介しますと
風池、肩井、曲垣、手三里、秩辺、環跳、血海などです
【治療法】
◎耳たぶを洗濯ばさみで挟む!?
◎赤外線を30分照射する
◎新薬を投与する
これはあくまで、NHKの紹介ですが。
学会では、こんなことが言われています
いずれも対症療法の域であり、 強い鎮痛薬や睡眠導入薬、精神安定剤などの 長期服用による副作用の心配も否めないことが課題の一つである。。。
痛みを減らす魔法の言葉として 「痛みを可視化する」方法が紹介されました。
痛みの計測
↓
赤外線照射
↓
痛みの再計測
*当院で行なう東洋医学は、この計測器はないですが、問診時にペインスケールと言う情報を 患者さんの言葉からアウトプットする形で、腰痛や肩こり、筋痛症などの痛みやだるさに対して 少しずつ良くなっている様子をお伝えします。
【問診時のやり取り(当院の場合)】
私「初診時の痛みを10とすると、今日はどれくらい痛みますか?
患者さん「んー、3割くらい良くなっているので、7ですかね?」
私「他に気付いたことはありますか?」
患者さん「そう言えば、上着が着やすくなりました!」
私「そうですね、治療後のお着替えも早くなっている様ですよ!」
患者さん「あ!そう言えば、家族が最近、朝から痛いって言わないね、と言っていました」
・・・この様に、漠然とした痛みを数値化したり、 具体的な生活の状況を*オートクラインする事で 不安を取り除き、自己の症状改善を客観視できるように工夫しています。
*オートクラインとは、患者さんが、自分の症状を口に出して説明する事で、 漠然としていた経過が明確に自覚出来るようになり、 加速して快方に向かう助けとなる手法です。
痛みや不安は漠然と患者さんの中に渦巻いています。 これを正しく、なるべく多く引き出すことによって QOL(生活の質)を向上させ、患者さんのあらゆる症状緩和を目指しています
*画像は、脈診をしながら問診をしているところです
次回は、当院の筋痛症の治療法のご紹介です
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